脳をつなげばからだは変わる ─ 発達に遅れのある子どものための、 誰もができる自宅のリハビリ
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脳を「つなげる」ことで、からだは変わることができる。ダウン症をはじめとする、障がいをもった子どもと親のチャレンジを応援するための、全く新たなリハビリテーションが注目されています。
アメリカの理学療法学博士カレン・プライアーによる、この「脳をつなげるリハビリ・メソッド」は、育児がそのまま子どものリハビリになることを目指したもので、数多くのポジティヴなケースが報告されています。
本書は、子どものために脳を「つなげる」このメソッドを、初めて日本で紹介する書籍です。
〝脳には、可能性と幸せがつまっています。脳を「つなげる」ことで、世界中の子ども達が人生を謳歌できるようにと祈りながら、人々の優しさと愛情が込められたこの本をお届けいたします”(訳者あとがきより)
■目次
第一章 脳をつなぐ感覚療法──症状ではなく、原因へのアプローチを
10年間の臨床研究/神経系の発達を診ること/早期介入はなぜ大事なのか/脳がもつ力/あなたが神経回路を切り開く/刺激が足りない脳/神経可塑性が導く発達 etc.
第二章 脳のつながりの世界──子ども達のために、理論を
脳を知ろう/私の課題解決法
第三章 脳をつなぐための英知── 知られていること、わかっていること
Q&A Q1 発達に遅れがある子ども達の栄養管理は大事ですか?/Q2 なぜ赤ちゃんにエクササイズなのですか?/Q3 おしゃべりはどう練習させたらよいですか?/Q4 お座りしてくれません/Q5 カレン先生は音楽が大事だとおっしゃいます。なぜでしょうか?/Q6 大脳皮質や中脳の構造に何らかの課題があると、回旋運動が困難となり、あらゆる動作が機能面で制限されてしまうのはどうしてですか?/Q7 片側痙縮に効果的な治療法を教えてください/Q8 感覚統合療法とカレン先生の神経可塑性テクニック療法はどう違いますか?/Q9 発達に遅れがある子どもに出来事を記憶させるコツはありますか?/Q10 本当に筋緊張を変えることができるのですか?/Q11カレン先生は薬による治療をどう考えていますか? etc.
日本の読者へのメッセージ
訳者あとがき
児島伸彦先生より
■著者略歴
カレン・プライアー【著】
カレン・プライアー: 理学療法学博士、アメリカ・テネシー州立大学およびテネシー大学チャタヌーガ校理学療法研究科博士課程臨床講師、ヘルス・スフィア・ウェルネス・センターLLCのオーナー兼院長。
脳の発達と神経可塑性を専門としたPTドクターとしてのキャリアは43年以上。脳神経を再配線する独自のアプローチにて、患者の原始反射統合や認知面及び身体面の発達支援を行う。
これまでの実績を評価され、米国理学療法士協会小児部門やジャーナル等での審査官を務める。2010年には、地域社会における並外れた貢献に対し、オバマ前大統領よりボランティア・サービス賞を受賞。2021年からは一般社団法人Maorisの顧問に就任、以降オンラインによる治療セッションにて様々な発達に遅れがある子どもたちを支援している。
見富 麻乃【翻訳】
見富 麻乃: 神戸女学院大学文学部英文学科卒業。家族そろっての豪州留学を経験後、現在一般社団法人Maorisにてアドミニストレーションや翻訳業に従事。傍らではナチュラルフラワーセラピストとしても活躍中。ワイルドフラワー日豪協会会員。
出版社: スローガン
著者: カレン・プライアー
翻訳: 見富 麻乃
発売日: 2024/07/25
寸法: 四六判
ISBN: 978-4-909856-14-2
Cコード: 2047
価格: ¥1,818+税
※内容、発売日、価格は変更の可能性があります